COTY

そろそろ、日本カー・オブ・ザ・イヤーの季節がやって来よう(考えてみれば早いものだ)としている。今年の受賞車は一体何になるのだろうか。昨年11月から今年の10月発売のモデルまでが対象になるだろうから、ざっとこの1年間の新型車から選ばれることになる。というわけで、早速それらを上げてみると(まだ出ていないものも含む)


三菱コルト・ホンダフィットアリアダイハツミラ・日産スカイラインクーペ・トヨタウィッシュ・スズキツイン・日産ティアナ・トヨタハリアー・ホンダMDX・マツダRX-8・ホンダエレメント・トヨタラウム・三菱グランディス・スバルレガシィ・ホンダインスパイア・日産プレサージュトヨタプリウス・ホンダライフ・トヨタシエンタ・日産プレジデント・スズキワゴンR/マツダAZワゴン・トヨタアベンシス・ホンダオデッセイ・マツダアクセラ(*ホンダバモスホビオトヨタアルファードハイブリッド・日産キューブキュービック)


の合計27車種となる。ただ、*印の付いているクルマは、まったくの新型車とは言えないものであり、対象にならない可能性があるし、たぶん受賞にもあまり縁がないだろうから、実質的に24車種からということになろうか。ただ、すべてから選ぶわけではなく、この中から10ベストカーが選ばれた上で、本選という形になるため、まずは10ベストに残らなければならない。個人的に、10車種を選んだりしてみたが、昨年に比べれて難しい。今年は力作が多めの年だと思う。今年のイヤーカーなどを今、予測することになんの意味があるかは置いても、一部には皮肉か?、もうオデッセイで決まりでしょうという声も聞かれる。ちょうど発売も昨年のアコードと似たような時期であり、ホンダのあらぬ噂もいろいろあるから、もしかすればもしかするという事なのだろうが、個人的にはないと思う。昨年のアコードは、まぁ100%納得行くというものではなかっただろうが、昨年の新型車ラインナップを見てみると、今年ほど力作はなく、まぁ満遍なく集めれば、アコードとなっても仕方ないというものであった。しかし、今年はどうだろう。オデッセイの出る幕はないはず。いくらミニバンとしては走りが良くて、多少のコンセプトの転換、デザインの一新が行われると言ってもそれほど目新しいものはない。ホンダが取るのであれば、インスパイアの方がふさわしいのではなかろうか。とは言っても、そんな理屈が通らない世界だから、あくまでも一個人の希望でしかないのだが、今年のイヤーカーにふさわしいと思う車を考えれば、プリウスRX-8・インスパイア・レガシィあたりが妥当かなと思う。これらなら、どれになっても、それほど反論はないだろう。この中でもやっぱりプリウスは一番可能性が高いかもしれないし、説得力があるものだと思う。そう考えれば、インスパイアは先進技術的には見る点はあっても、クルマは北米アコード。説得力には欠けると思われる。特別賞のモスト・アドバンスト・テクノロジーあたりにインスパイアならまずまずか。モスト・ファンにRX-8レガシィ、ベストバリューは昨年は対象車がなかったが、今年はミラあたりが狙える気がする。これが一番丸く収まりそうではある。ただ、プリウスがイヤーカーにはもう一歩、テクノロジー部門に落ち着くという事態になった時には、イヤーカーとファンがレガシィRX-8のどちらかという展開もあるだろう。結局まだまだわからない。(ここまで読んだ方に申し訳ない)それに、昨年からは輸入車も含めて選ばれることになっているから、すべての賞が国産になるとは限らないという面もある。しかし、今年はあまり輸入車で印象に残るクルマがないような気もする。

ただ、当サイトでも、例年どおり今年も実施するので、みなさんも何を選ぼうか、考えていただければありがたい。これまで実施した方式でも、いろいろと反省点があったので、今年は10ベストくらいに絞り込んでから選ぶことになるかもしれない。