オートカラーアウォード

オートカラーアウォードをご存知だろうか。やはり、自動車とボディカラーは非常に重要なものであり、素晴らしいカラーコーディネイトにはこのような賞が与えられている。

第8回の2006は、日産マーチのチャイナーブルーとアイスブルー内装の組み合わせがグランプリを獲得しているが、その他の候補の中で、私が衝撃を受けた色が、レクサスSCのプレミアムイエローグリーンである。

薄いイエローのようなグリーンのような色。我々のような一般市民は高級感のある色となると、ついダーク系の色を考えてしまうが、まったく違った発想のこういったカラーには、驚かされてしまう。そして、こういう車に乗る人をイメージすると、あぁこれこそセレブ、真のお金持ちなんだろうと妙に納得してしまうのであった。この色がデビューした時から、この色に興味を示す自動車評論家もけっこう多かったように思うが、個人的にはこの色がグランプリという気持ちである。

今年も、さまざまな新型車が登場するだろうが、そのボディカラーにも注目をしたいものである。最近では、日産ブルーバードシルフィのミスティラベンダー(TM)など、なかなかこのクラスでは、今までにない提案のあるいいカラーだと思う。

それから、4月に登場するマイナーチェンジ版のオデッセイに設定されるという、ダークフォレストパールもいい。聞くところによると、アブソルート専用色というではないか。スポーティなアブソルートにダークグリーンという組み合わせは、渋すぎる。スポーティといえば、安易にレッドだブラックだという考えではなく、こういうカラー設定をしてもらいたいものである。