気分ではありません

このサイトのおすすめグレードをどのように決めているのか。気分や好きなグレードを決めているのではないか、など思われている方もいるようですが、そんなことはありません。このサイトのご利用ガイドにも書いておりますが、一応それほど厳密なものではないものの、決定の基準を決めています。まず、ひとつは充実した装備と、不満のない走りという2点が一番大きいものです。これは当然そのクルマの価格帯やタイプによって変化するもので、ヴィッツクラスならばこのくらい、マークIIクラスならこのくらいという基準があります。この基準はだいたい各社、同クラス・同価格帯なら横並びみたいなところがあるので、そんなに難しいものではありません。また、ナビやディスチャージヘッドランプは今のところ含めていませんが、同じ価格帯なら付いている方をおすすめしています。走りに関しては不満がないものを標準として考えています。そのため、スポーツグレードはクルマによりますが、ほとんどおすすめには上がりませんが、欲しい方はあまり迷うことはないと思うので、問題はないかと考えています。それから、もうひとつそのクルマらしさも考えます。最近では新型ラウムの場合、普通に考えればCパッケージでも十分ですが、ラウムらしさを考えれば、フレシール加工シート、IRセンサー付きオートエアコンなどが付くGパッケージがベストということにしましたし、アテンザなども2.0Lで十分と言えますが、やはりアテンザらしい2.3Lがおすすめだろうという判断をしています。

それと強く関連するのは、実際の販売状況です。そのクルマのどのグレードが人気かということは、重要な判断材料となっています。それと、このサイトのおすすめが、あまりに離れると、意味のないものとなるからです。大まかな基準は念頭に置きますが、人気のあるグレードはお得かという所から入ることも多いように思います。その上で、人気はあってもあまり得ではないという結論になれば、私なりのおすすめを紹介しますが、人気グレードも魅力があるとなれば、そちらを優先させています。一番わかりやすいのはスバルレガシィだと思います。普通に考えれば2.0iで十分ですが、もっとも売れるターボグレードがおすすめに来ています。また、同じようなクルマでもプリメーラは20Gがおすすめで、アテンザは23Sがおすすめというのも、販売比率による違いです。それから、デビューからの時間によっても変化する部分があります。クルマはデビューした頃は上級グレードがよく売れますが、だんだんお得なグレードが売れるようになります。例えば、クラウンやセドリックは最初は3.0Lばかりですが、だんだん2.5Lの比率が高くなります。マークIIも最初は2.5Lが中心ですが、新車効果が薄れた頃から2.0Lが多くなります。モデル後半はほとんど2.0Lです。こういうことも含めて考えますので、2.5Lがおすすめだったのに、最近は2.0Lになったというようなこともあります。この場合は、それまでのおすすめが嘘だったということではなく、あくまで量販車種が変化したということです。というように、いろいろと考えているわけですが、これはどうしても納得できないといったモデルがありましたら、ご連絡ください。装備等見落としもある可能性もありますし、なかなか完璧にはならないので、検討させていただきます。