2003年を振り返って


2003年もあと1週間をきりました。あっという間の2003年という感じでしょうか。今年も自動車業界ではいろいろな出来事があったような?気はしますが、我々消費者としては、1にも2にも良いクルマが出てくることを願うだけでしょうか。そういう意味で今年を振り返ってみると、やや弱いかな?という印象もしたような気がします。もちろん「マツダRX-8」や「トヨタプリウス」といった象徴的なクルマや、「スバルレガシィ」のような力作といったクルマもありました。しかし、全体的には印象の薄い気がする1年でした。では、どういうクルマが印象的なのか?と問われると、実はこれもけっこう難しいかもしれません。デザイン面で印象を植え付けるということもあるかもしれないし、もっと内面的な挑戦やエンジニアのこだわりとか、誠実な気持ちが反映されているクルマというのもいいものです。となるとやはり「RX-8」「プリウス」というクルマはこれに当てはまるような気がします。こういう要素の象徴というクルマがこの2車だと思いますが、この精神を他のクルマにも生かしてもらえたら、そのメーカーはもっと魅力を高めることができると思います。それが成功しているのはマツダではないでしょうか。昨年のアテンザからスタートしたマツダのクルマ作りの精神が着実に成果を上げています。マツダに対する評価と注目度は世界中で飛躍的に高まっているのです。まだまだ実のところ来年どんなクルマが出てくるのかは、よくわかりません。一体どんなクルマが出てくるのか楽しみにしています。


さて、本当はもっと時間があれば各メーカーを取り上げて掘り下げた意見を言いたいと思っているのですが、個人的な都合上あまり時間がないため、それは来年にいたしましょう。「CAR STADIUM」においても、今年は大きな飛躍の年だったと思っています。昨年から徐々に増えて来たアクセスが安定して、まさに軌道に乗ったという印象が強い1年でした。みなさまのおかげで100万HITも迎えることができました。こんな数字は開設時には想像もできなかった数字です。それだけ多くの方がいつも足を運んでくださることに感謝しております。現状を大きく変えるつもりはありませんが、(と言っても思いつきで変えてしまうこともあるかもしれませんが)来年もますますみなさまにとって役に立つサイトを作っていけるようにマイペースで少しずつ進んで行けたらと思っています。


なお、年内の更新はこれで終了とさせていただきます。お体と交通安全に気をつけて、よいクリスマス&よいお年をお迎えください。来年もまた「CAR STADIUM」と、そして管理人Hitsをよろしくお願いします。