芥川賞

綿矢りささんはかわいいですな〜フォフォフォフォフォ。あまり今までこういう事は書かなかったわけですが、実は私は全然こういう人間です。これからは怪しいHITS ROOMにリニューアルしたいと思っていたり(半分冗談とも言ってられない)したり。しかし、本当はクルマより女性の方が好きな私としては、芥川賞をこういう若い女性2人が受賞した!なんて聞くともう興味深々で、あれこれ調べずにはいられないわけです。しかし、これまでアイドルとか女優とか、歌手などのアーティストなどは、よく注目していたものの、今回はまったく知らない文学の世界。ということで、なんだかワクワク。というのも、本といえば新書系とかルポタージュ系以外はまったく読まない自分としては、彼女たちが新しい世界を見せてくれるかもしれないという意味で、ワクワクしているのでしょう。これを機会に今まで読まなかった文学作品をいろいろと読んでみたいと思い始めているということは、業界の思惑にすっぽりとハマってしまったのかもしれませぬ。しかし、へそ曲がりの私としては、だからといってすぐに書店に行って「蹴りたい背中」だ「インストール」だと買うことはできないわけです。そんなことは許されない。もう、今買いに行くということは、紛れも無くどう考えても、テレビを見て綿矢さんがかわいかったからとか、最年少で受賞したと騒がれているからとか、そういうヨコシマな気持ちで買いに来たのは明らかなで、そう思われるのはおもしろくない私としては、ほとぼりが冷めるまで少し待たなければなりません。

しかし、近年出版業界もいろいろ厳しいみたいで、本が売れないという話は何度も聞くわけですが、そういう面も受賞に効果的に働いたという部分は少なからずあったのでは?と思います。もちろん、今回芥川賞を取った綿矢さんや、金原さんの作品は、受賞に値する素晴らしい作品であったと(素人なので本当のところはわかりませんが)思いますが、昔ならお偉い先生方が「こんな小娘にはまだ早い!!」なんて激怒して、受賞はなかったのでは?と思います。しかし、近年はどんどんいろいろな分野で若い人が活躍して(しかもどんどん低年齢化)注目を集めているわけで、そろそろ文学界にも、若手のアイドル作家のようなものを出したい。そしてファンを集めたいという思いはあったのではないかと考えられます。しかし、だんだん時代とともに、そういう形に変わっていくことは悪いことではないですね。むしろそういう才能溢れる若い人がどんどん活躍しやすいようにしていくことも、その業界にいる先人の勤めでもあるでしょう。